
日本脳脊髄液漏出症学会2025
2025.03.17
脳脊髄液漏出症(減少症)の学会に参加させていただきました。
2日間参加できたことが有難く、それだけで嬉しい出来事です。
体調変動が起こったとしても、ここはどこよりも理解をいただける場所、ということが特別でした。
まだまだ解明されていない病なので、先生方のご発表は大変興味深く、
そして、先生方の熱意と活発な質疑応答を目の当たりして、
患者の一人として深く心打たれ、感謝の念が湧き上がりました。
2日目は、院長が私の症例をもとに、家族として日々のケアにどう携わっているか、
また、私が演奏家として活動していた時期に取り組んでいた方法について、
発表させていただきました。
私共としても、これらの方法は小さな営みに過ぎないのですが、
根治する明確な方法がない病に困っている方々に少しでもお役立ていただけたらという思いから、
代替医療を含め、情報共有をさせていただきました。
脳脊髄液漏出症は、器質的なことが原因で自律神経が頻繁に変化させられてしまうのですが、
それに対するケアのノウハウは、一般的な自律神経不調で困っている方々にも通ずることではと思います。
自律神経と声の関係については以前にも触れましたが、
こうしたわけで、クライアントさんのお悩みにも少しお役に立てる今、
ちょっと報われるような気持ちがします。
声の不調でお困りの皆さん、時には声帯だけでなく自律神経にも耳を澄ませてみましょうか。

